【小学生でもわかる!】介護保険の「被保険者」ってなに?

みんなは「保険」って知ってるかな? もし病気になったり、ケガをしたりしたときに、お金の負担を減らすための仕組みのことだよ。

介護保険は、高齢者が介護が必要になったときに助けてもらえる保険なんだ。でも、普通の保険と違って、自分で「入りたい!」と決めるものじゃないんだよ。

この介護保険に入っている人のことを**「被保険者(ひほけんしゃ)」**と呼ぶよ。では、どんな人が被保険者になるのか、一緒に見ていこう!

介護保険に入るのは「強制」!

普通の保険は、自分で申し込んで入るけど、介護保険は申し込まなくても自動的に加入するんだ。

この仕組みを**「強制適用(きょうせいてきよう)」**というよ。つまり、ある条件を満たせば、勝手に介護保険の仲間になるってこと!

被保険者には2種類あるよ!

介護保険に入る人は、年齢によって2つのグループに分かれるよ。

① 第1号被保険者(だいいちごう ひほけんしゃ)

✅ 65歳以上の人で、住んでいる市町村に住民票がある人!

→ この人たちは、どんな理由でも介護が必要になったら介護保険のサービスを使えるよ!

② 第2号被保険者(だいにごう ひほけんしゃ)

✅ 40歳以上65歳未満の人で、住んでいる市町村に住民票があり、医療保険に入っている人!

→ この人たちは、特定の病気(特定疾病)で介護が必要になったときにだけ、介護保険のサービスを使えるよ!

📌 ポイント!

「市町村に住民票がある」というのは、その市町村に正式に住んでいることを意味するよ!

介護保険に入れない人もいる!

介護保険には「入りたくても入れない人」や「最初から入らない人」もいるんだよ。どんな人か見てみよう!

✅ 日本の国籍があっても、日本に住んでいない人(海外在住の人) → 被保険者にならない!

✅ 外国の国籍の人でも、日本に住民票があればOK!

✅ 特別な施設(適用除外施設)に住んでいる人は、介護保険の対象外!

💡 適用除外施設(てきようじょがいしせつ)って?

これは、すでに介護のサービスを受けられる施設のことだよ。たとえば…

• 障害者のための施設(障害者総合支援法に基づく施設)

• 生活に困っている人のための施設(生活保護法に基づく施設)

この人たちは、介護保険がなくても生活できるように特別な仕組みがあるから、介護保険の被保険者にはならないんだ!

まとめ!これを覚えよう!

✅ 介護保険の仲間(被保険者)は申し込み不要!自動的に入る!(強制適用)

✅ 65歳以上 →「第1号被保険者」→ どんな理由でも介護保険OK!

✅ 40歳以上65歳未満 →「第2号被保険者」→ 特定の病気で介護が必要ならOK!

✅ 住民票がないとダメ!日本人でも海外に住んでいたら介護保険に入れない!

✅ 特別な施設(適用除外施設)に住んでいる人は介護保険に入らない!

介護保険の被保険者について、しっかり覚えておこうね!

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